ドタバタが続いておりご迷惑お掛けしてます。
お客様をお待たせしてしまう場面もあり
踏ん張りどころだと思ってます。
市川市行徳駅前にある複合用途ビルの
自動火災報知設備の断線調査と修理のご依頼を頂きました。
普段、お取引のある管理会社さんが新規で
管理を始められた矢先にこのような事態が起きたとか。
先に申し上げますが自火報の断線修理は
お金と時間が掛かる場合が
多いのでその点をご了承頂いた上で
お仕事をさせて頂きました。
(※それをご了承頂けないと断線の修理は受けられないです。)
部屋内で断線が起きてる場合は地道に
1件1件入るしかなくなったりもしますので。
今回はまず断線が共用部なのか
それとも部屋内なのかを調べられたら、
という目的で調査に入りました。
まず自火報受信機を確認。エラー表示が出ており、
3階の断線である事を確認しました。
3階廊下にある総合盤(赤ランプ+押し釦のついた箱)を
確認し、右上に映る終端を交換するも変化なし。
次に感知器線の電圧を確認すると、
2階からのLCは問題なくDC24Vが出てますが、
最後に返ってきているLCが12V程度しかありません。
どこかで切れかかっている状態です。
初めてお邪魔した現場だったのですが
後付けの自火報でしたので配管やBOXが
外付けされていたので1件1件確認。
すると1部屋の外付けBOXの中で
OP線の腐食を確認。
水が少しずつ入り、腐食したのかもしれません。
緑青ふいてますのでこうなると
電圧出なくなります。
緑青ふいてる部分は切り取り、再結線。
ビニールテープで被覆もこの後更にしっかり。
そしてBOXの蓋はコーキング処理。
総合盤で電圧がDC24Vに戻っており、
受信機も正常になったのを確認。
今回は部屋内ではなかったので当日中に
調査と修繕が終わりました。
書くと簡単そうですが実際追いかける
時間と作業は結構大変でした。
後付けの自火報だったのが特に大きいです。
断線も異常が出続けてくれれば
原因が分かり易いのですが
出たり出なかったりの状態でしたり、
あるいは部屋内の断線となると
手に負えない事もしばしばです。
(※実際、他現場で3か月掛かった事もあります。)
こういうトラブル対応も考えると
出来る限り現場に近い防災屋さんで普段から
信頼のおける所に消防設備点検をご依頼されるのが一番だと思います。
どうしても遠い現場ですとその移動時間やガソリン代と
作業費以外のお金も頂かざるを得ないので。
この度はご注文ありがとうございました。
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